2013年6月24日月曜日

ベルリンのトイレ事情

ベルリンのトイレ事情


10k2044 佐藤杏美



1.はじめに

 普段の生活、旅先でもトイレは欠かせない場所である。しかし、においや清潔度でそのトイレに入るかどうか迷うことがあるなど、より快適さを求めてトイレに入る。生活の中で大きな存在であるトイレを、ベルリンではどのようなものがあるか調べたいと思った。博物館、ショッピングモールなどの女性トイレを見た限りでの報告となる。




2.有料トイレ



 日本で有料トイレを見かけることはない。しかし、ベルリンでは多くの場所でそれを見ることができる。
 有料トイレと聞くと、ホテルのような立派なもの、清潔感があるものを想像してしまうが、無料との差は特にない普通のトイレである。簡易式トイレや、個室に入る前からトイレ全体の空間の臭いがきつく、どこの個室の便座も汚れているところもある。中には、掃除のおばさんが常にいて、利用者が用を足す度にスプレーをして掃除をしてくれる場所もある。
 有料トイレでは、入口にトレーが置いてあるところが多かった。そこにお金を入れるの
だが、値段の設定があるところとないところがあった。あるところでは20~50¢、ないところでは同じくらいの金額や1€がおいてあるところもある。この写真では、コカ・コーラの皿がお金を入れるところであり、50¢と金額が指定されている。
 そして、入り口に係のような人が立っている場合もある。お金を催促される訳ではないが、その人がいるせいか誰もがしっかりとお金を払ってからトイレに入っていた。また、カフェやレストラン内のトイレは利用者であれば無料だが、トイレだけの利用であれば有料(50¢)である。ベルギーでは、お店の客でも有料の場合があるようだ(資料1)。




3.便座、用を足す時の音

 便座の高さは私(156㎝)でも困ることはない位であった。少し高いと感じるところもあったが、そのようなところでもつま先はついた。イタリア、フランスでは便座がなく便器だけというところがあるようだ(資料2)。
 無料、有料トイレ関係なく、便座に敷く紙はない。ウォシュレット、温座機能、音姫はついていない。日本では、音姫がついていないと水を流して用を足す音を隠そうとするが、ベルリンの人達はそのようなことはせず、音は筒抜けであった。また、トイレの中で歌を歌っている人もいたため、トイレの個室では周りを気にせずすっきりとした気分になることが大切なのかもしれない。

他のところよりおしゃれなデザインのバウハウスのトイレ


トイレットペーパーの予備が写真右に3つ、左奥にも2つ用意されていた

        
              


4.トイレットペーパー

 日本によくあるホルダータイプのものは少なく、“コ”の字型のバーにペーパーを通すものや、逆“コ”の字型のもの、大きなペーパーボックスが多かった。この大きなボックスの中には、今使用されているトイレットペーパーの上に、予備のものが入っている。ペーパーの質は、日本と同等な質か少し硬いくらいだと感じた。ペーパーの予備は必ずといってよいほど用意されている。


一般的なもの


“コ”の字型のバーにペーパーを通すもの
  
             
5.流水ボタン

 日本にあるレバー式のものは見かけず、ボタン式である。中には流すもの(大/小)を分けて押すボタンもある。フランスにも似た形のボタンがあるようだ(資料3)。
   


  
                  左が“大”のボタン、右が“小”のボタン


6.洗面台

 蛇口に冷水・温水の切り替えはない。石鹸は、日本では白いふわふわの泡が出るか、緑色の液体が出ることが多いがそのようなものは見かけず、濃いピンク色の液体の石鹸が多い。特徴的な匂いはしない。
 洗面台の後ろに、赤ちゃんのおむつを替える台が設置されているところがある。しかしほとんどの場所でそれは見ることができなかった。
右のレバーを回すと水が出てくる

左上におむつを替える台が鏡に映っている
右の銀色のところから石鹸が出てくる

排水溝はこのようなものが多かった

  
                         

7.手拭き

 ジェットタオルはバウハウスでしか見ることができず、その他は日本でも見かけることができる質のペーパーや、再生紙のようなペーパーが用意されている場所が多い。何も置いていないというところは見かけていない。

バウハウスのジェットタオル

再生紙のようなペーパー



 
                       
 
      
8.ブラシと汚物入れ

 無料、有料トイレ関わらずどこでも、個室1つ1つに掃除のブラシがある。そして汚物入れは、日本では小さいゴミ箱サイズのものが置いてあるが、ベルリンでは普段使うゴミ箱サイズと同じだと感じるほどの、大きなサイズの汚物入れである。床から便座の高さより少し低いくらいまである汚物入れがほとんどである。イタリアも同じくらい大きな汚物入れがあるようだ。また他のヨーロッパの国のトイレでも、ブラシが個室にあることが多いようだ(資料4)。




<参考資料>
資料1 ルーベンスの庭で~ベルギー生活記~  (3月2日)
資料2 MSN相談箱 
     日本とフランスと私 フランスのトイレ事情  (3月2日)
資料3 パリ・ブリュッセル旅行記           (3月2日)
資料4 厳冬のイタリア旅行~その1 ヨーロッパのトイレ事情  (3月2日)

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